つげ櫛屋【くしのみせ泉】

は大阪府の伝統工芸品である『和泉櫛』の通販専門店です。

 

 つげ櫛、つげブラシはプラスチックなどの櫛やブラシと異なり静電気が起りにくいので、枝毛や切れ毛になりにくくキューティクルを傷めません。

しみこんでいる椿油が髪に潤いと栄養を与え、乾燥による髪のパサつきやきしみをやわらげてくれます。梅雨の時期でも髪の広がりを抑えまとまりよく してくれます。

美髪を目指すのならば、つげ櫛がおすすめです。


 

 





くしのみせ泉自己紹介



当店のつげ櫛、つげブラシはすべて

塩谷木櫛製造所で作られたものです。

大阪府伝統工芸士に認定された塩谷正二に習った息子正市が原木から買い付け、

自分で製材して製品にしています。

工程で気に入らないものが出来ると容赦なく処分し、最終製品になってからも

自分の目で全てを確かめて、

思うような作品になっていないものも処分します。

私どもの商品は外国産の原木『本つげ』という、お求めになりやすいものを提供しております。

国産材を使用したもっと高級な『さつまつげ』もありますが、

手軽に購入していただけるものを紹介しています。

私どものつげ櫛、つげブラシはすべて髪を梳く道具です。お買い求めくださったお客さまが

髪を梳かれた時に心地よさを感じていただけるようなものを提供しているつもりです。


塩谷木櫛製造所で作られた櫛は以前、「ショップ千恵」という
ネットショップで販売して頂いてました。
元々ご夫婦で始められたのですが、奥さんが他界された後、

一人暮らしのご主人だけで営業されていました。

とても人柄が良い店主で、いつもよく通る声で話し、楽しそうによく笑う。
それでいてどことなく品があり、身だしなみもきちんとしていて、
「大阪のおっちゃん」というよりも、「粋」な人でした。
自分たちは櫛を提供するだけで、お店の方には関わってなかったのですが、
お客様への応対も丁寧で評判もよく、むしろ櫛よりも店主の人柄で人気のお店でした。
「ショップ千恵」で検索すると店主のお客様に対する気持ちが 伝わってきます。

毎日のようにお客様にお渡しする櫛を受け取りに工場に来ては
「今日はこれだけ売れたで。」などお喋りし、
「この道具は何に使うの?」
「ここに捨ててある櫛はどこがいかんの?」
「お客様からこんな質問あったんやけど。」
と、常に気になることを質問される研究熱心な方でした。

急に体調を崩された後も、
入退院を繰り返しながら心身のギリギリまで営業されており、
常にお客様への対応に尽力されていました。

「退院したらすぐに店を開けるからな。
品切れがないようにたくさん櫛作っといてや。」
お見舞いに行くたびによく言っていた言葉が、
自分たちが聞いた最後の言葉でした。

「ショップ千恵の気持ち」は当店のお手本です。
全く同じような対応は難しいと思いますが、
それでもお客様に対して精一杯の気持ちを
伝えて行きたいと思います。

 

 



入念に仕上げた『和泉櫛』を、作り手から使い手へ感謝の気持ちを込めて贈ります。










 
 
 
 
 
 







 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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